2023/12/13 20:04


12月〜2月の厳寒期は釣れる魚が少なく、北海道のショアアングラーは春の到来に向けてオフシーズンを過ごす方も多いと思います。

しかし、島牧の海アメマスのように、真冬に最盛期を迎え大型が狙える魚もいます。


道南エリアではシーズンの走りになる海サクラマス、不凍湖の支笏湖や洞爺湖では大型のニジマスやブラウントラウトなども狙えます。


そこで、この厳しい厳寒期を熱く楽しんでもらうためにSUGARCRAFTが開催する新イベントが『MIX ANGLER GP』です。


MAGPは海や湖で釣れるトラウト2種と、根魚、ヒラメ、青物といった他魚種1種の合計3種の合計サイズを競うオンラインの大会です。


本日は12月〜2月の釣果報告を参考に、MAGPで上位を目指すためにおすすめの魚やルアーを紹介していきます。


海アメマス


アングラー:桜井さん 道央日本海


海アメマスは厳寒期の北海道で狙える定番ターゲットで、大型が狙える島牧村では歴史あるアメマスダービーも開催されています。


MAGPでは最も大切になる魚と言っても過言ではなく、期間中に大型の海アメマスを登録することが上位に入るための条件の1つだと思っています。


海アメマスは40-50cmがアベレージサイズですが、厳寒期の島牧では70cmを超えるランカーサイズも狙えるため、大型を登録できれば一気に順位をアップできます。



アングラー:ちくわ嫁さん 道南

SUGARCRAFTのルアーも12-2月に10本以上の海アメマスの釣果報告があり、サイズを選ばなければ比較的冬にも釣りやすい魚です。



アングラー:ユースケさん 島牧


2023年度の島牧のアメマスダービーでルアー部門2位に輝いたユースケさんは、TROUTORIGIN グリーンシルバーで72cm、4415gの海アメマスをキャッチしています。



アングラー:ユースケさん 島牧


ユースケさんはTROUTORIGINのワンピッチジャークとフォールを組み合わせてランカーサイズの海アメマスをキャッチしました。

TROUTORIGINはジャーク後のテンションフォール時にロールしながら左右にスライドフォールする特徴があるので、海アメマス狙いではただ巻きだけでなく、ジャーク&フォールも活用してみてください。

また、ユースケさんはグリーンシルバーを初めて見た際に『島牧の海アメに効きそう』と即座に30gを2本購入し、すぐにランカーサイズの結果を出してくれたため、大型アメマス狙いにおすすめのカラーかもしれません。




海サクラマス

アングラー:なかじーさん 道南


海サクラマスは3-6月に狙うことができる北海道のショアアングラーにとっては最も熱い魚です。


しかし、昨年の釣果を見ると正月サクラと呼ばれる40cm前後の小型の海サクラマスが1-2月に道南で4本キャッチされています。


MAGPは異なるトラウトを2種類登録しなければならないため、ソルトアングラーにとっては海サクラマスを期間中に釣り上げられるかが非常に大切です。


正月サクラは道央、道東、道北では狙って釣ることが難しいため、現実的には道南エリアへの遠征が必須となりそうです。


海サクラマスの釣果はシーズンを通して見ると22ORIGINが圧倒的に多いですが、2023年の正月サクラに関してはTROUTORIGINでの釣果も多かったです。



アングラー:sawawaさん 道南


海アメマスに有効なグリーンシルバーはもちろん、ラッキーオールピンクは2023年度に最も海サクラマスの釣果をあげたカラーでした。



アングラー:伊藤大介さん 道南


また、マンスリーフォトレポートでも多数の釣果報告を下さった道南の伊藤さんは、記念品としてプレゼントしたシェル&アルミモデルでも正月サクラの釣果をあげていただきました。


22ORIGINは現在アルミモデルの展開はありませんが、ブラックシェルは発売当初から最も売れ筋の人気カラーなので、海サクラマス向けのジグのカラー選びに悩んだ方はまずこの色をおすすめします。


 


支笏湖・洞爺湖



北海道の湖は道東の人気エリアが冬に結氷してしまうため、支笏湖や洞爺湖などの不凍湖が、大会期間中のメインエリアになると思います。



アングラー:ハマクルさん 支笏湖


支笏湖は昨年TROUTORIGINのアカキンブラックバックで、ハマクルさんに12月に釣果報告をいただいています。


不凍湖の支笏湖や洞爺湖と言えど、1-2月はガイドが凍結しやすく、アングラーのメンタル的にも厳しい時期になります。


そのため、湖の魚を登録を目指している方は12月後半中に納得いく魚をキャッチしたいですね。




湖のトラウト狙いといえばトラウトオリジンが印象的な方が多いかもしれませんが、22ORIGINでも支笏湖や中禅寺湖での釣果報告は多いです。


30gを扱えるやや強めのタックルをお持ちの方は、22ORIGINを使ってみるのもおすすめです。




また、今回の大会ではONEFOR90やNATIVE100も使用可能なルアーに入っているため、支笏湖での実績の高いジグミノーで上位を狙うのも面白いと思います。


MAGPを通して辛い厳寒期の釣りを楽しむ

MAGPは順位を競う大会形式のイベントであるため、勝負事が好きなアングラーが参加する印象を持たれるかもしれません。


もちろん、大会を通してそれぞれのアングラーで切磋琢磨してもらうことが今回のイベントの大切なコンセプトの一つです。


厳寒期で釣り場への足が遠くなりがちな時期の皆さんの釣りのモチベーションを少しでも上がればというシンプルな理由が開催の念頭にあります。


そのため、12月中にルアーを購入していただいたすべての方にエントリーカードを送付しています。


大会だからと気張らずに、自分の釣果記録程度に参加していただくことも大歓迎です。


また、それぞれのアングラーのスタイルによって登録する魚種が異なるのもこの大会の面白い点です。


皆さんがたくさんの魚を登録していただけるために、期間中はブログ記事や中間報告も積極的に更新していきます。